くれくれ病の落とし穴

関西女医ちえです。



今日はくれくれ病の落とし穴のお話です。



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くれ緒君という、なんでもかんでも物を欲しがる男の子がいました。


自分にとって必要がないものでも欲しいのです。


くれ緒君は皆自分に何でもくれるのは当然だと思っています。


そして、くれ緒君は貰ったものをポケットにいれていきます。




お友達だろうが、知り合いだろうが、全く面識のない人にまで

それちょうだい、とおねだりします。




くれ緒君は、人から物を貰っても、貰った人には何も返しません。




お礼こそ言うものの、心の底から感謝の気持ちはありません。


自分は何をもらっても当然なんだよ、と実は思っているからです。



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くれ緒君、ある日、あり子ちゃんから、ある大切な物を貰いました。


あり子ちゃんには、

くれ緒君が持ってるものでくれ緒が使っていない物が

ありましたので、それと交換して、とお願いします。



くれ緒君は、こう言いました。



嫌だね。いつかこれだって使うかもしれないんだから、

君には渡せないよ。



あり子ちゃんは残念でしたが、

あきらめ自分が渡したものは大切なものだけど

自分今は使う事はないので、くれ緒君にあげました。





そうやって、くれ緒くんは、たくさんの人からプレゼントされても

自分は一切お返しをしませんでした。




そして、自分が使わない必要がないものさえ、人に譲りません。




くれ緒君のポッケには物がいっぱいです。



それでもくれ緒君は自分にはまだまだ物が必要だと考えます。

まだまだ足りないと感じています。



貰った物の一部はすでに腐ったものさえあります。

そのことさえも気が付きません。



それからも、くれ緒君は、誰かしらに会うたびに

それちょうだい、と言い続けました。




あるときから、

くれ緒君は、物を貰っても貰っても

全く物が増えない事。


そして、自分の気持ちがこれもないあれもないと

ますます不安が大きくなる事に気が付きます。




そうです。くれ緒君のポッケの底が破れていたのです。



くれ緒君はたくさんたくさん独り占めしようと

いろんなものを受け取ったものの

自分が使わない物さえ、困っている人に渡さず、

交換すらしないため、


とうとう物があふれてしまって

ポッケが破れてしまっていたのです。


そして、それさえ気が付かない状態になっていたのです。




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くれ緒君は、やっと気が付きました。

ポッケが破れている事を。



そして、



自分がいかに欲深いか、


そして

人から頂いた物に感謝していないか、


そして

その頂いた物を大切にしていないか、



それから、くれ緒君は反省してくれくれ病を直すことに決めました。



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くれくれ病の落とし穴。以上です。







怖い怖い、でも本当によくあるお話です。



くれくれ病に、ご注意ください。




ありがとうございました。